昔は大きな食器棚を持っていました。
新婚当初買ったニトリの食器棚。
新婚当時は、食器棚があるのが当たり前、ないとおかしいくらいに思っていたんですね。なんの思い入れもなく購入しましたが、賃貸アパートの小さなキッチンで、大きな食器棚はなかなかの圧迫感でした。
その後、トースターや炊飯器を持たない生活となり、置くものがなくなった食器棚も処分したいと思うようになりました。
当然夫は反対でした。まだ使えるのにもったいないと。全くその通りで、ずっと我慢して使っていました。
次女の妊娠後期、やっと長かったつわりが明けたころ、その気持ちが抑えきれなくなって。夫に猛烈アタックし、なんとか処分許可を得ました。が、反対派の夫の協力は得られなくて。
妊婦が動ける訳もなく、結局お金で解決です。業者に頼みました。
当時は一階に玄関のみがあるメゾネット式のアパートに住んでいて、解体してから降ろしてもらい費用は¥15000でした。
ゴミを捨てるのにこんな高額なお金をかけるなんて、めちゃくちゃ痛い出費です。
だけど捨てたこと自体は後悔していません。
むしろ二人目が生まれる前に行動した自分グッジョブだし、大きなお腹で電子レンジを移動したり、よくやった!
食器棚を買ったことはすごーーーーく後悔していますけどね。
¥15000を払ったからこそ、買う時は処分する時の事も考るって事を学べたと思うしかない!高い授業料です涙
処分費にお金をかけてしまったので、新しい家具は買わずに、寝室の使わなくなったチェストに板をかけてカウンター風にしていました。
使わなくなったチェストに板を乗せて両面テープで固定しただけですが、案外使いやすかった。
現在は無印のスチールユニットシェルフをキッチンで使っています。
これは旧居では学習机として使っていたものです。
棚板を足したり引いたりできて色々な部屋に使い回せる。
たとえ処分する日が来ても、無印ブランドってすごく強くて、ジモティに出すと即日満員御礼になるんですよ。
捨てずに売る事ができたらうれしいですよね。
転勤族だし「一生モノ」って考えは捨てました。一生使ったとしても、自分が死んでしまったら処分の日は来るわけです。
断捨離を経験した事で、譲りやすさや捨てやすさを考えるクセがつきました。
ドブに捨てた¥15000。無駄じゃなかったって思いたい…